緑茶
花粉症予防に効果があるといわれている緑茶。
緑茶などに含まれているポリフェノールの一種カテキン類やカフェインなどの有効成分にはアレルギー症状を引き起こす原因物質“ヒスタミン”が過剰になると、それを調整する“肥満細胞”の働きそのものを抑える作用があるといわれています。
カテキンは花粉症に効果的? | |
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カテキンの大きな特長は吸収が早い事、また皮膚や粘膜を保護する働きや、殺菌・消臭作用も期待できますので、緑茶は日本人にとってとても身近な健康飲料です。
緑茶の効果を引き出すためには、1日10杯(約2リットル)以上のお茶が必要といわれていますが、これはなかなか難しい事なので、無理せず、普段の水分補給を緑茶にすること、また一気に大量の緑茶を飲むよりも、こまめな補給が理想的です。
花粉症の治療によく使用されている抗ヒスタミン薬などは、眠くなるなどの副作用がありますが、緑茶には副作用がありませんので安心して飲むことができます。
しかし1度に大量に飲むとカフェイン中毒になることもありますので注意しましょう(カフェインの中毒症状は一過性で通常半日以内で回復します)。
また緑茶は飲むだけでなく天ぷらの衣に茶葉をいれたり、抹茶を料理に使うなどしても緑茶の有効成分を摂取できますので、色々工夫をしてみましょう。
花粉症を予防するためには花粉症の症状がでてから飲み始めるのではなく、普段から飲むことが大切です。
いずれにしても緑茶は薬とは違いますので、確実・即効性が期待できる予防法ではないかもしれませんし、緑茶だけで花粉症を予防・治すというのは現実的には難しいと思います。
さまざまな予防法と併用して、少しでも辛い花粉症の症状を軽減できればと、気軽に試してみてはいかがですか。
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