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春の花粉症の種類と飛散時期


春の花粉症の代名詞といえば、みなさんご存知のスギ花粉症です。


しかし春とはいえ、スギ花粉は実際、九州・四国では2月の上旬から飛散され始め、関東では2月下旬、東北地方では3月に入ってから飛散が始まり、いずれの地域でも5月末頃まで飛散が続き、スギ花粉症患者にとっては辛い季節となります。


本州でスギ花粉に続いて飛散し始めるのはヒノキ花粉症です。ヒノキ花粉は2月下旬から飛散し始めますが、特に3月~5月が主な飛散時期で、ヒノキ花粉症患者の約7割の方がスギ花粉症患者でもあることから、合わしてスギ・ヒノキ花粉症ともいわれています。


またスギ花粉がほとんど飛散しない北海道で春の花粉症といえばハンノキ花粉症(ハンノキ属)です。本州では1月から飛散し始めるハンノキですが、北海道では3月上旬から5月の上旬までが飛散時期です。


ハンノキ花粉症に続いて北海道で飛散し始めるのが、北海道で代表的な花粉症シラカンバ(シラカバ)花粉症です。主に北海道ではシラカンバは4月~6月までが飛散時期で、ハンノキ・シラカンバ花粉症共、果物過敏症(食物アレルギー症状・口腔アレルギー症候群)を併発する患者が多いのが特徴です。


花粉症といえば春を想像する方が多いようですが、まさにその通りで、春は花粉症の原因植物が数多く飛散しますので、もっとも注意しなければならない季節なのです。


年によって飛散時期は前後しますので、地元の新聞やニュースなどで飛散時期を頻繁にチェックすることは花粉症対策にはとても大切ですね。




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