夏の花粉症の種類と飛散時期
夏の花粉症といえばイネ科の花粉症が有名です。
イネ科花粉症は、スギ花粉の飛散時期が終わる5月頃から飛散し始め、本州では7月頃まで飛散しますが、東北・北海道では8月にはいっても飛散することは珍しくありませんし、植物によっては10月頃まで飛散する花粉もあるのです。
イネ科花粉症の代表的な植物はオオアワガエリ・カモガヤです。しかし5月~7月は本州・四国・中国・九州地方では梅雨期のため、湿度が高く花粉は飛散しにくいのでイネ科花粉症患者はあまりみられないのですが、梅雨のない北海道ではイネ科花粉症患者は多くみられます。
またイネ科花粉症はスギ花粉などと違い、飛散距離は数キロ以内ですので、近くにイネ科の植物がないのにこの時期にアレルギー症状が起こる方は、花粉症ではなく、ダニ・ハウスダストなどのアレルギー症状の可能性もありますので、1度専門医で診察を受けることをおすすめします。
※年によって飛散時期は前後しますので、地元の新聞やニュースなどで飛散時期を頻繁にチェックすることは花粉症対策・花粉症予防にはとても大切ですね。
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