カナムグラの特徴・飛散時期
カナムグラ花粉症
カナムグラはクワ科・カナムグラ属のツル性の1年草で、日本全国の原野・あき地・荒れ地・土手・道端などに生育する雑草です。
カナムグラの特徴と飛散時期 | |
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カナムグラは非常に繁殖力が強く、茎はつる状で長くのび、茎や葉柄にある小さな無数のトゲで周りのものにからみついて生息しています。また発生すると一面を覆うことが多い植物です。
他の植物に強く巻き付いて生育するカナムグラは、雌株と雄株がありますが、花粉は秋の雄株から発生します。
ですのでカナムグラはブタクサ、ヨモギと同じく初秋(8~10月)に花粉を飛散させ、ブタクサ、ヨモギに次ぐ代表的な秋の花粉症の原因植物です。
カナムグラは雌花と雄花が別の株につく雌雄同株で、ビールの苦味付けに用いるホップと近縁の植物です。
しかしカナムグラにはそのような香りや苦味はないらしく、カナムグラの雌花はビールには使えないようです。
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