日産が花粉症の原因物質を99.5%除去できる新エアコンフィルターを開発
自動車メーカーの「日産」は、天然ブドウ種子ポリフェノールの抗アレルゲン効果によって、花粉症の原因となるアレルゲンの除去効果を大幅に高めた「高性能フィルター」をキッコーマンと東洋紡績と共同で開発したと発表しました。
通常のフィルターは、花粉症の原因となる「アレルゲン・ディーゼル煤塵」などの微粒子を完全に除去できませんでしたが、日産はポリフェノールがアレルゲンを不活性化させる特長を持つことに着目し、繊維に天然のブドウ種子ポリフェノールを染み込ませた高性能フィルターを開発することに成功したのです。
この高性能フィルターを採用したカーエアコン15分の連続使用で、「花粉症の原因となるアレルゲン」などを99.5%の除去が可能となるようです。
今後日産は、小型車「キューブ」などの特別仕様車から採用を始め、このフィルターを採用した車種を増やしていく方針ですので、いままで花粉症のため、春先はドライブを控えていた方にとっては、うれしいニュースかもしれませんね。
(平成18年12月20日)
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