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花粉症緩和米


農業生物資源研究所(茨城県つくば市)は29日(平成18年11月)、スギ花粉症の症状緩和を狙った
遺伝子組み換え(GM)米の収穫を公開し、年明けにも人に食べてもらい安全性を確認する試験に入る。

収穫した
花粉症緩和米は、極早生の「キタアケ」にスギ花粉症の引き金となる遺伝子を組み込んで育成し、この花粉症緩和米を一定期間食べることで、病院で花粉症対策として一般に取り組まれている「減感作療法」と同じ効果が期待できるようです。

ちなみにマウスを使った実験では、花粉症を引き起こす抗体が7割減るなどの効果が確認されています。

今後、安全面や倫理面で問題がなければ、5年後には商品化できると同研究所では見込んでいますが、消費者からは、

「長期間食べ続けた際に別の問題が出てこないのか?」

「薬として扱ってほしい」

などの声も出ているようです。

平成18年11月30日・日本農業新聞より一部抜粋

花粉症などのアレルギー症状は食生活の変化が大きな問題だと考えられていますので、この花粉症緩和米のような、花粉症に効果的なものが続々出てきそうな予感がしますね。

実際に効果があるのかは試してみなくては分かりませんし、当然、すべての人に効果的ではないでしょうが。。

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