眠くなる花粉症薬
花粉症の方に処方される薬で最も多いのが「抗ヒスタミン薬」です。
しかし抗ヒスタミン薬には、「眠気・集中力、判断力の低下」という副作用があるのも確かです。
そこで健康・医薬関連企業でつくる「健康日本21推進フォーラム」のインターネット調査によると、花粉症の薬を服用するドライバーの大半が眠気や判断力低下を感じているものの、4割強の人は運転を控えないことが分かりました。
※調査は2006年12月、花粉症の症状があり車を運転する20~69歳の男女各500人を対象に、花粉症と運転とのかかわりについてアンケートされました。
■花粉症の症状と運転
・80%以上の人が花粉症の症状が運転に影響すると考えている。
■花粉症対策として行っていること
・マスク
・目薬
・医師の処方薬
・薬局で買った薬
■花粉症対策として服用している薬の種類
・抗ヒスタミン薬「36.0%」
・それ以外「10.9%」
・分からない「58.1%」
■花粉症対策として薬を服用した際に眠気を感じるか
・眠気を感じた人「72.1%」
・集中力や判断力の低下を感じた人「66.7%」
■眠気を感じた際に車の運転は控えるか
・運転を控える「過半数」
・特に対処せず運転した人「43.0%」
■医師・薬剤師の説明は十分か
花粉症対策として処方される薬「抗ヒスタミン薬」には眠気などの副作用があるにもかかわらず、「医師・薬剤師」から説明・注意があった人はそれぞれ4割に満たず、医師らの説明が十分だと思う人は4人に1人となっています。
(平成19年2月5日・産経新聞.より一部引用)
眠気を感じたら半数以上の人が運転を控えるとなっていますが、本当かな?実際にはもっと少ないような気がしないでもありませんが・・・
いずれにしても花粉症の治療として処方される「抗ヒスタミン薬」には、「眠気・集中力、判断力の低下」などの、副作用があることを知っておき、これから運転する場合や、集中しなければならない作業がある場合は、薬ではなく、他のもので対処することも考えたほうが良いかもしれません。
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